- ダイニングプランって本当にお得なの?
- フリーダイニングプロモーションって何?
- 少しでもお得にWDWを楽しみたい!
フロリダのウォルト・ディズニー・ワールド(WDW)には事前に食事代の支払いができる「ダイニングプラン」があります。しかし、ダイニングプランはすべての方にとっておすすめなプランではありません。本記事では、ダイニングプランの種類や無料キャンペーン情報、注意点まで解説します。
通常時のダイニングプランで元を取るのは大変です。しかし、フリーダイニングプロモーションを利用できるのであればお得になります!
フロリダディズニー(WDW)のダイニングプランとは
フロリダディズニー(WDW)には、旅行中の食事代金の事前支払いができる「ダイニングプラン」サービスがあります。ディズニーの直営ホテル宿泊者限定で利用可能です。滞在中に使えるダイニングポイントがもらえ、対象のレストランで料金を支払わずに食事をできます。
ディズニー直営ホテルの宿泊者特典については下記の記事で詳しく解説しています。合わせて確認してください。
現在は下記の2つのプランがあります。
- ディズニー・ダイニングプラン
- ディズニー・クイックサービス・ダイニングプラン
ダイニングプランの料金
ダイニングプランの料金は定期的に変更されます。1泊あたりの料金の目安は以下のとおりです。
- ダイニングプラン(10歳以上):94.28ドル
- ダイニングプラン(3〜9歳):29.69ドル
- クイックサービス・ダイニングプラン(10歳以上):59.14ドル
- クイックサービス・ダイニングプラン(3〜9歳):24.71ドル
3歳未満の子どもは無料です。3〜9歳の子どもは、キッズメニューのあるレストランでは、キッズメニューを選ぶ必要があります。
2つのダイニングプランの共通ルール
ダイニングプランは、コロナ以降しばらく休止をしていましたが、2024年に再開しました。以前のルールとは変更点があるので、古い情報には注意してください。ダイニングプランを追加する場合の注意点は以下のとおりです。
- 3歳以上のゲスト全員につける必要がある(一部の人のみ追加はできない)
- 宿泊日数分すべてにつける必要がある(5泊滞在の場合は5日分追加、一部の日数にだけ追加はできない)
チェックイン日に全宿泊日数分のポイントが付与されて、チェックイン日の23時59分に失効します。滞在期間中であれば、どの日程でポイントを使用しても問題ありません。
ディズニー・ダイニングプランのパッケージ内容
ディズニー・ダイニングプランのパッケージ内容は以下のとおりです。
- クイックサービスの食事:1P(1泊ごとに)
- テーブルサービスの食事:1P(1泊ごとに)
- スナック/ノンアルコールドリンク:1P(1泊ごとに)
- 直営ホテル内で利用できるリフィルマグ:1個
- クイックサービスの食事:2P×5日=10P
- テーブルサービスの食事:2P×5日=10P
- スナック/ノンアルコールドリンク:2P×5日=10P
- 直営ホテル内で利用できるリフィルマグ:2個
ディズニー・クイックサービス・ダイニングプランのパッケージ内容
クイックサービス・ダイニングプランのパッケージ内容は以下のとおりです。
- クイックサービスの食事:2P(1泊ごとに)
- スナック/ノンアルコールドリンク:1P(1泊ごとに)
- 直営ホテル内で利用できるリフィルマグ:1個
- クイックサービスの食事:4P×5日=20P
- スナック/ノンアルコールドリンク:2P×5日=10P
- 直営ホテル内で利用できるリフィルマグ:2個
フロリダディズニー(WDW)ダイニングプランの内容詳細
ダイニングプランのパッケージに含まれている以下の項目について詳しく解説します。
- クイックサービスの食事
- テーブルサービスの食事
- スナック/ノンアルコールドリンク
- 直営ホテルで利用できるリフィルマグ
クイックサービスの食事


クイックサービスとは、カウンターで食事を受け取るファストフードやフードコートのような形式のレストランです。1P分の食事に含まれるものは以下のとおりです。
- メイン料理1つ
- アルコールまたはノンアルコールドリンク1杯
コロナ前のダイニングプランでは、クイックサービスの1Pをスナックの3P分として利用できましたが、現在は利用できなくなりました。
テーブルサービスの食事


テーブルサービスとは、各テーブルにウェイターがつくスタイルのレストランです。キャラクターダイニングのレストランもテーブルサービスレストランのポイントで利用可能です。1P分の食事に含まれるものは以下のとおりです。チップは別途支払う必要があります。
- メイン料理1つ
- ビュッフェorファミリースタイルの食事1回
または
- ビュッフェorファミリースタイルの食事1回
- アルコールorノンアルコールドリンク1杯
- メイン料理1つ
- デザート1つ
- アルコールorノンアルコールドリンク1杯
または
- ビュッフェorファミリースタイルの食事1回
- アルコールorノンアルコールドリンク1杯
基本はテーブルサービスの1P分で上記が含まれますが、シンデレラ・ロイヤルテーブルなどの一部の高級レストランでは2P必要です。各キャラクターダイニングのレストランに必要なクレジット数については以下の記事で解説しています。
スナック/ノンアルコールドリンク


スナックのクレジットは、パークやホテル内にあるワゴンやカウンターで売られているポップコーンやアイスクリームなどに利用ができます。エプコットで定期的に実施されるフェスティバル限定フードはスナック扱いになることが多いです。各パークにあるスタバのドリンクにも利用可能です◎
直営ホテルで利用できるリフィルマグ


リフィルマグを使用すると、ホテル内にあるドリンクバーを滞在中何度でも無料で利用できます。通常は別途マグを1個あたり21.99ドルで購入できますが、ダイニングプランに申し込むと1人1個無料でリフィルマグをもらえます。
フロリダディズニー(WDW)ダイニングプランはお得?メリットと注意
ダイニングプランのメリットと注意点をご紹介します。結論から言うと、ダイニングプランはかなり高く、何も考えないで使っていると元が取れなくなってしまいます。
- メリット:事前支払いなので滞在中の食費を気にしなくてOK
- 注意点①:アメリカの量は多め!食べきれずにクレジットを余らせがち
- 注意点②:ダイニングプラン対象外のお店もある
- 注意点③:選ぶメニューによっては損をする
メリット:事前支払いなので滞在中の食費を気にしなくてOK
食事代金も含めて事前支払いができるので、滞在中は予算を気にせずに過ごせる点はメリットです。事前決済であれば、円高のタイミングに合わせて購入することも比較的簡単です。旅行の時期を円高に合わせることは難しいですが、事前決済であれば、円高に傾いたときに購入できます。
注意点①:アメリカの食事量は多め!食べきれずにポイントを余らせがち
アメリカの食事はとにかく量が多いです!クイックサービスのハンバーガーやサンドイッチなどもかなりサイズが大きいです。「お昼たくさん食べたから夕飯は軽くでいいや」と思っていても、ポイントを使うために無理やり食べることになる可能性もあります。
チェックインは夜遅く、チェックアウトは早朝という場合でも、滞在日数分のダイニングプランを申し込まないといけません。チェックイン・アウトの日に使えないポイントを別日に消費しようとするとよりポイントを無駄にする可能性が高いです。
滞在期間の一部の日程のみにダイニングプランをつける裏技としては、ホテルホップをするのもおすすめです。1つ目のホテル滞在時のみダイニングプランをつけて、2つ目にはつけないこともできます。その場合、チェックアウト日も丸一日WDWで食事を楽しめます。
注意点②:ダイニングプラン対象外のお店もある
ダイニングプランはWDW内のすべてのレストランで利用できるわけではありません。スター・ウォーズエリアにある人気のOga’s Cantinaなど利用できないレストランがあります。ポイントを消費した上で、行きたいレストランに別途行くのは胃袋が足りないと思うので、自分の行きたいレストランが対象か事前に確認しておきましょう。
2025年のダイニングプラン対象レストランは公式サイトより確認できます。
注意点③:選ぶメニューによっては損をする
低価格のメニューばかり選ぶと、現金払いより割高になる可能性もあります。反対に高級すぎるレストランだと2P使用する必要があり、1Pあたりで考えると低価格になってしまいます。行きたいレストランの食べたいメニューを何も考えずに選んでいると全ポイントを消費できても、元をとれない可能性があります。
フロリダディズニー(WDW)のダイニングプランの無料キャンペーン
WDWでは、定期的にダイニングプランが無料になるキャンペーンを実施しています。通常時のダイニングプランの利用については注意点が多めですが、無料でダイニングプランをつけられれば、お得に利用ができるのでおすすめです。
フリーダイニングプロモーションとは?
一定条件を満たすと、ダイニングプランが無料で付いてくるフリーダイニングのプロモーションが定期的に開催されます。泊まるホテルのグレードによって、付けられるダイニングプランの種類が変わってきます。現時点ではキャンペーンは実施していませんが、毎年定期的に開催されています。
過去の無料キャンペーンの時期と内容
2025年は7月時点で下記の2回キャンペーンが開催されました。
申し込み受付期間 | 2025年1月2日~2月10日 |
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キャンペーン対象期間 | 2025年5月27日~6月26日、7月7日~8月6日 |
キャンペーン適用条件 | 3日以上のプロモ対象の直営ホテル宿泊 3日以上のパークホッパー付きチケット付きのパッケージプランで予約 |
申し込み受付期間 | 2025年3月27日~(現在は終了) |
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キャンペーン対象期間 | 2025年6月29日~9月30日、10月20日~11月1日、12月6日~12月22日 |
キャンペーン適用条件 | 4泊以上のプロモ対象の直営ホテル宿泊 4日以上のパークホッパー付きチケット付きのパッケージプランで予約 |
上記のキャンペーンでは、ホテルのランク別に下記のとおりのダイニングプランが無料になりました。バリュー・モデレートの宿泊ゲストも差額を支払うことでダイニングプランへのアップグレードも可能です。
対象のホテル | 無料になるプラン |
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バリューリゾート | クイックサービス・ダイニングプラン |
モデレートリゾート | クイックサービス・ダイニングプラン |
デラックスリゾート | ダイニングプラン |
フロリダディズニー(WDW)ダイニングプランの予約方法と使い方
ダイニングプランの予約方法と使い方は以下のとおりです。
ダイニングプランの予約・追加方法
ダイニングプランはホテルとチケットのパッケージを予約する際に、オプションとして追加可能です。ホテルとパークチケットをバラバラに購入をした場合はダイニングプランを付けられないので注意してください。チケット予約サイトによっては、ダイニングプランを付けられないこともあります。
ホテルとチケットのパッケージを購入済みの場合でも、あとからダイニングプランの追加ができます。My Disney Experienceの「My Plan」より予約の変更が可能です。
ダイニングプランの使い方
ダイニングプランを利用する場合は、キャストさんにダイニングプランを利用する旨を伝えて、ホテルのルームキーやマジックバンドを提示すればOKです。大抵は、キャストさんの方から「ダイニングプランを利用しますか?」と聞いてくれます。ポイントの残数はアプリ上で確認可能です。
モバイルオーダーの場合でも利用可能です。決済時にポイントで精算されていることを確認してください。
ダイニングプランのキャンセル・払い戻しはできる?
ダイニングプランのキャンセルは可能です。しかし、公式情報を調べたところによると、2024年2月時点ではオンライン上でのキャンセルはできず、電話での連絡が必要になるとの記載がありました。電話でのキャンセルは日本人にはハードルが高いと思うので、事前に予約の有無をしっかりと検討することをおすすめします。
フロリダディズニー(WDW)ダイニングプランをおすすめする人
ダイニングプランをおすすめする人と、つけない方がいい人の特徴は以下のとおりです。
ダイニングプランがおすすめな人
ダイニングプランが向いている人は以下のとおりです。
- アメリカの食事量を余裕で1日2食以上食べられそうな人
- 事前支払いをして、当日は予算を気にせずに楽しみたい人
- 事前に食べたいものをリストアップし、料金とプラン価格を比較できる人
- 予約時にダイニングプランの無料キャンペーンを利用できる人
ダイニングプランをつけないほうがいい人
無料キャンペーン実施時でないのであれば、以下の方にはあまりおすすめできません。
- 少食な人
- その場の気分でレストラン選びをしたり、間食をしたい人
- チェックイン&アウト日にWDWエリア内で食事をする時間の余裕がない人
私の夫は日本人にしてはよく食べる方ですが、それでもWDWのテーブルサービスの食事は完食できませんでした。私は少食な方なので、2人でダイニングプランのポイントを使い切るのは難しそうと判断し、私たちはダイニングプランをつけませんでした。
フロリダディズニー(WDW)のダイニングプランは「無料」ならおすすめ
ダイニングプランは、直営ホテル宿泊ゲスト限定の食事の事前支払いができるサービスです。旅行日当日の為替や予算を気にすることなく食事ができます。しかし、アメリカの料理はかなり量が多く、ポイントをすべて使いきるのはハードルが高いです。何も考えずにプランをつけてしまうと、元を取れない可能性が高いです。
ただし、定期的に実施されている「無料キャンペーン」を活用できればお得です!ダイニングプランを利用したい方は、キャンペーン情報を定期的に確認してみてください!下記の記事では、WDW旅行をお得に予約したい人に向けて、予約方法の比較をしています。合わせてご確認ください。