- フロリダのディズニーってどれくらい広いの? 何があるの?
- 行くにはどのくらいの予算や日数が必要?
- 海外ディズニーは初めてで不安…初心者でも楽しめる?
本記事では、フロリダのウォルト・ディズニー・ワールド(WDW)とはどういうところなのかを解説します。WDWは広大な敷地があり、無計画で行ってしまうとやりたいことを全部こなせないかもしれません。記事を読んで、WDWの全体像を把握してから旅行の計画を立てましょう!
フロリダのウォルト・ディズニー・ワールド(WDW)は4つのテーマパーク、2つのウォーターパーク、ショッピング施設などがある世界最大のディズニーリゾートです。
ウォルト・ディズニー・ワールド(WDW)は世界最大のディズニーリゾート
ウォルト・ディズニー・ワールド(WDW)とは、アメリカ・フロリダ州オーランドにある世界最大のディズニーリゾートです。日本で言うところの「東京ディズニーリゾート」にあたります。広さは約12,200万㎡あり、山手線の内側の約1.6倍、東京ディズニーリゾートの約239倍です。以下の施設で構成されています。
- 4つのテーマパーク
- 2つのウォーターパーク
- ショッピングエリア
- 4つのゴルフ場と2つのミニゴルフ場
- 総合スポーツ施設
- 32個の直営ホテル
ウォルト・ディズニー・ワールド(WDW)の4大テーマパーク
東京ディズニーリゾートにはランドとシーの2つのパークがありますが、このようなテーマパークがWDWには以下の4つあります。
- マジックキングダム
- エプコット
- ディズニー・ハリウッド・スタジオ
- ディズニー・アニマルキングダム

パークの数だけで日本の倍あるってすごいよね!
マジックキングダム
マジックキングダムは、WDWで最初に開業したシンデレラ城がシンボルのテーマパークです。東京ディズニーランドのモデルになったパークなので、雰囲気やアトラクションがよく似ています。アトラクションの数が4パークの中で一番多く、一番人気のあるパークです!


- Tiana’s Bayou Adventure(ティアナのバイユーアドベンチャー)
- Peter Pan’s Flight(ピーターパン空の旅)
- Seven Dwarfs Mine Train(七人のこびとのマイントレイン)
- TRON Lightcycle/Run(トロン・ライトサイクル・ラン)
- Space Mountain(スペース・マウンテン)



ティアナのバイユーアドベンチャーはスプラッシュマウンテンがリニューアルされたアトラクションだよ!
エプコット
エプコット(EPCOT)は「Experimental Prototype Community of Tomorrow(実験的未来都市)」の頭文字からつけられました。ウォルト・ディズニーは生前EPCOTに未来都市を建設する計画を立てていたそうです。しかし、ウォルトが途中で亡くなったため、プランが変更され、未来をテーマとしたパークとして建設されたのがエプコットです!
シンボルは銀色の大きな地球儀(スペースシップ・アース)です!


現在のエプコットは、人類の歴史や未来の技術、世界各国の文化を学べるテーマパークとなっており、他のディズニーパークとは雰囲気が異なります。特に特徴的なのは、11カ国のパビリオンが立ち並ぶワールド・ショーケース!!




キャストさんも現地出身の人がいて、レストランでも各国のグルメを堪能できるので、本当に世界一周旅行をしているような気分になれます。各国にゆかりのキャラクターたちともたくさんグリーティングができるのも嬉しいポイント!!世界旅行中にディズニーキャラクターに会えるなんて夢のようです(^^)


- Guardians of the Galaxy: Cosmic Rewind(ガーディアン・オブ・ギャラクシー:コズミック・リワインド)
- Frozen Ever After(フローズン・エバー・アフター)
- Remy’s Ratatouille Adventure(レミーのラタトゥイユ・アドベンチャー)
- Soarin’(ソアリン)
ディズニー・ハリウッド・スタジオ
ハリウッド・スタジオは映画をテーマにしたテーマパークで、シンボルはタワー・オブ・テラーがある「ハリウッド・タワー・ホテル」です。


ハリウッドスタジオはとにかくアトラクションのレベルが一番高い!!日本に上陸していないアトラクションも多いので、とても新鮮な気持ちで楽しむことができます。エリアの作り込みもすごいので、歩いているだけで楽しいです。一番はやっぱりスターウォーズのエリア!!!


トイ・ストーリー・ランドもどこを見渡してもかわいいエリアでした(^^)




- Mickey&Minnies’s Runaway Railway(ミッキー&ミニーのランナウェイ・レイルウェイ)
- Star Wars: Rise of the Resistance(スター・ウォーズ:ライズ・オブ・ザ・レジスタンス)
- Millennium Falcon: Smugglers Run(ミレニアム・ファルコン:スマグラーズ・ラン)
- Slinky Dog Dash(スリンキー・ドッグ・ダッシュ)
- Rock’n Roller Coaster(ロックン・ローラー・コースター)
パーク自体のサイズはコンパクトですが、アトラクションがギュッと入っており、歩き疲れもなく楽しめるので、私は一番好きなパークです。
ディズニー・アニマルキングダム
アニマルキングダムでは約300種、2,000頭以上の動物が暮らしており、動物の保護や教育、研究に力を入れているパークです。シンボルは、「ツリー・オブ・ライフ」という大きな木です。よく見てみると幹や枝に300種以上の動物が彫刻されています。


動物園とテーマパークを合体したようなパークで、人気アトラクションの「キリマンジャロ・サファリ」では日本のサファリ・パークのような体験もできます!


- Avatar Flight of Passage(アバター・フライト・オブ・パッセージ)
- Kilimanjaro Safaris(キリマンジャロ・サファリ)
- Kali River Rapids(カリ・リバー・ラピッド)
- Expedition Everest-Legend of Forbidden Mountain(エクスペディション・エベレスト)
WDWのショッピングエリア
東京ディズニーリゾートで言うところの「イクスピアリ」のようなショッピングエリアがWDWにもあります。
ディズニー・スプリングス
ディズニー・スプリングスは、WDW内にある大型ショッピング&エンターテイメントエリアです。100以上のショップやレストランが集まり、ファッションやグルメも楽しめます。入場チケットは不要のため、無料で入場可能です。ワールド・オブ・ディズニーという世界最大のディズニーショップもあります!
ここには各パークの限定品を除いてWDW内にある大半のグッズが揃っています。旅行の最終日に買い逃したお土産を一気に買う場所としてもおすすめです。
WDWの2つのウォーターパーク
WDWには2つのウォーター・パークがあります。2つのパークは同時にオープンしていることは少なく、基本は一方がオープン中は、もう一方はメンテナンスクローズ中となっていることが多いです。
ディズニー・タイフーン・ラグーン
台風が過ぎ去ったあとの南国の島がテーマのウォーターパークです!南国の景色が広がり、リゾート気分を楽しめます。90秒ごとに1m超の波が打ち寄せる世界最大級の波のプールが目玉です。


ディズニー・ブリザード・ビーチ
常夏のフロリダに突如大雪が降りスキー場ができたものの、雪が溶けてプールができたという設定のパーク!そのため、周囲は溶けかけの雪景色が広がります。世界3位の高さの「サミットプラメット」というスライダーが目玉のアトラクションです。


キッズエリアには「アナと雪の女王」のキャラクターのかわいいモニュメントもあり、子どもも楽しめます(^^)


WDWのスポーツ施設
WDWにはゴルフ場をはじめとしたスポーツ施設も充実しています。
ミニゴルフ場
WDWには2つのミニゴルフ場があります。日本で言うところのパターゴルフですが、普通のグリーンでのパターではありません!ディズニーらしいモニュメントのあるとてもかわいいコースで遊べます。
ファンタジア・ガーデンズ・ミニチュア・ゴルフ
ディズニー映画『ファンタジア』をテーマにしたコースです。初心者向け、上級者向けの2つのコースがあります。


ウィンター・サマーランド・ミニチュア・ゴルフ
サンタクロースが設計したゴルフコースということで、クリスマスがテーマになっています!コースはサマーコースとウィンターコースの2種類あります。





私たちは時間が足りなくて行けなかったけど、次WDWに行ったときは絶対に行ってみたい!
ゴルフ場
以下の4つの本格的なゴルフコースもあります!
- Lake Buena Vista Course(レイク・ブエナビスタ・コース)
- Magnolia Course(マグリア・コース)
- Palm Course(パーム・コース)
- Oak Trail Course(オークトレイル・コース)
マグノリアコースにはミッキー型のバンカーもあり、ディズニーらしさを感じながらゴルフを楽しめます。
総合スポーツ施設
ESPNワイド・ワールド・オブ・スポーツ・コンプレックスという総合スポーツ施設もあります。ここでは、約89万平方メートルに及ぶ敷地の中で、年間を通じてプロ・アマ問わず多くのスポーツイベントが開催!60以上の競技に対応しており、プロ仕様の設備で国際大会も開催されています。
WDWの直営ホテル
WDWには2025年5月現在、32個の直営ホテルがあります。ホテル内にもそれぞれスポーツ施設やプール、キャラクターダイニングのレストランなどがあり、いろんな直営ホテルを巡るだけでも何日も楽しめるほど!直営ホテルについては下記の記事で細かく解説しているので、チェックしてみてください!


WDW旅行の予算と滞在日数の目安
「WDWに行ってみたい!」と思っても、これだけ広いと、「予算はどのくらいかかるの?」「どのくらい滞在すれば楽しめる?」と疑問に思う方も多いかと思います。そういった方に向けて、大体の予算とおすすめの滞在日数をご紹介します。
旅行費用の内訳(航空券、宿泊、チケット、食事など)
WDW旅行の費用は、時期や滞在日数、宿泊先のランクによって大きく変動します。実際に私たちがWDWに行った際にかかった費用を参考に記載します。条件は以下のとおりです。
旅行時期 | 2025年4月下旬 |
---|---|
WDW滞在日数 | 7泊9日 |
人数 | 大人2人(新婚旅行) |
当時の為替レート | 1ドル=140円程度 |
パークチケット | パークホッパー付き |
- 航空券:585,380円
- ホテル・パークチケット:507,178円
- 食費:約20万円
- その他:お土産代や交通費などで約30万円
合計:約160万円(単純計算で1人約80万円)
食事代やお土産代はかなり使った方だと思うので、節約すればもっと切り詰められるかと思います!パークチケットについては下記で詳しく解説しています。


おすすめの滞在日数
本記事で紹介した全施設を回るには1ヶ月ほど合っても足りませんが、実際ほとんどの方がメインで行きたいのは4つのパークかと思います。その前提であれば、最低4泊あれば、1日1パークずつ楽しめます!ですが、ディズニースプリングスなどもぜひ行っていただきたいので、おすすめの日程は、1週間(7泊9日)です。
私たちもWDWの滞在は7泊でしたが、1日1パーク回るだけでなく、直営ホテルのキャラクターダイニングやディズニースプリングスでの買い物なども十分に楽しむことができました!



もちろん、行きたいところに全部行くのは難しかったけど、体力的に7泊くらいがちょうどいいかなーと思ったよ!
世界最大のディズニー・ワールドを楽しもう!
ウォルト・ディズニー・ワールド(WDW)は、世界最大のディズニー・リゾートです。4つのパークに加えて、ウォーターパークやショッピングエリアなど、すべて回るには1ヶ月あっても足りないほど広大です。ただ、メインの4パークを回るのであれば、約1週間ほどあれば、十分に楽しむことができます!
WDWは本当に楽しく、「夢の国」という言葉がぴったりの空間です!!遠いことや広すぎることなど、敷居が高く感じてしまうかもしれませんが、ぜひ一生に一度は遊びにいってみてください!



一生に一度のつもりで行ったら、「絶対にまた来たい!」となってしまったさくらがお届けしました(笑)